奈良県保険医協会

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当会に未入会の先生方へ:奈良県保険医協会にぜひご入会ください―ともに活動し、明るい未来を切り開きましょう

 奈良県保険医協会はおもに県下の保険医(医師・歯科医師)による団体で、現在会員は1080名あまり、医科歯科一体の組織として、保険医の生活と権利を守ること、国民医療の改善を柱にして様々な活動を展開しています。

 地域包括ケアの流れの中、病床機能を再編し在宅への流れを促進して病床数を減らす、高齢者の医療費自己負担引き上げなど社会保障後退の政策がどんどんすすめられようとしています。昨年は診療報酬改善と患者負担軽減を求める医師・歯科医師要請署名を当会に未入会の先生方にもご協力お願いし、県内211人の医師・歯科医師の声を国に届けてまいりました。県の子どもの医療費無料化運動には1990年代から継続してとりくみ、対象年齢の引き上げなど助成の拡大に貢献してきました。

 先生方の診療や医院経営のサポートとしてレセプト請求に関する相談、個別指導時の弁護士帯同、各種研究会やセミナーなども行っています。今年は診療報酬改定にともなう新点数検討会を医科歯科それぞれで開催します。改定毎に発行するオリジナルの冊子もわかりやすいと大変好評です。

 医科では日常診療懇話会、歯科では社保研究会を定期的に開催し、保険点数のことだけに限らず様々な疑問にも答えています。個別指導時の弁護士帯同を実際に利用された会員からは「弁護士帯同は公正な指導環境を作るために大変有効であると感じた」など好評です。また、医院経営やそれらに付随して起こるトラブルを提携弁護士に無料で相談できる制度もあります。

 命と健康を守る医師・歯科医師の立場から再生可能エネルギー視察、平和・憲法に関する市民公開講演会なども行っています。

 頼りになる共済制度は、保険医年金、休業保障、グループ保険などがありそれぞれスケールメリットを活かして会員の皆さんに役立てていただいています。会員の意見を直接聞き会務に生かしていくため、会員懇談会、バスツアー、共済加入者のつどいでのテーブルマナー教室などを開催し、多くの先生方に参加いただいています。女性医師・歯科医師のつどいを定期開催し、楽しく学習と交流を重ねています。

 「保険医協会は気軽に相談できて心強い存在」「女性会員のつどいに参加し、横のつながりができ交流が広がった」などの声を頂いています。

 今年も先生方と手を携えて前進していきたいと考えております。まだ入会されていない先生はぜひこの機会にご検討ください。

【奈良保険医新聞第426号(2018年3月15日発行)より】

主張

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