奈良県保険医協会

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新年のご挨拶

 あけましておめでとうございます。

 昨年10月31日、直前に成立した岸田政権の下、投開票された衆議院選挙では自・公与党が安定多数を獲得し、引き続き政権を維持しました。新自由主義からの脱却を謳う岸田政権がどのような医療・福祉政策を進めようとしているのか注視したいと思います。また新型コロナ感染禍で疲弊した医療を立て直すためにも、診療報酬の大幅なプラス改定を訴えます。

 昨年、東京オリンピック前後に猛威を振るった新型コロナ感染も、日本国内では感染症専門家ですら理由がわからないまま劇的に収束に向かっています。ワクチン接種も紆余曲折はあったものの順調に進んでいるようです。しかしながら「デルタ株」「オミクロン株」などのウイルスの変異や、ヨーロッパはじめ世界各地での感染再拡大など、世界的な視点ではまだまだ収束と言える状況にはありません。ワクチン接種の世界的な地域間格差などの構造的な問題などもあり、この紙面が届く頃に世界、あるいは国内の状況がどうなっているのか、予断を許しません。

 

 多くの人々がコロナ感染を恐れるばかりに受診、検診を躊躇し、結果的に重症化を招いている事例を多く目にしました。今後とも我々が国民、県民の健康維持に果たす役割の重要性は言を待ちません。会員の先生方の更なるご健闘を願っています。

 さて、今年の干支は壬寅(みずのえとら)です。「壬」は「妊に通じ、陽気を下に姙(はら)む」、「寅」は「螾(ミミズ)に通じ、春の草木が生ずる」という意味があるそうです。そのため「壬寅」は厳しい冬を越えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となるイメージだと言われます。まさに今年が厳しかったコロナ禍を乗り越え、希望の持てる年であることを祈っております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

【奈良保険医新聞第472号(2022年1月15日発行)より】

主張

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