奈良県保険医協会

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未入会の先生へ:奈良県保険医協会にぜひご入会ください―より良い医療をめざし、先生方をサポートします

 奈良県保険医協会は県下の医師・歯科医師からなる保険医の団体で、現在会員は1070名あまり、医科歯科一体の組織として「保険医の経営と権利を守る」「国民医療の改善」を柱にして様々な活動を行っています。

 今年は3月1日より保険医休業保障共済制度が「保険医休業保障共済保険」に衣替えし、募集再開がスタートしました。2006年より保険業法の改正により募集停止に追い込まれ、この間休業保障に入れなかった先生方には朗報です。この休業保障共済保険は加入時の掛金が脱退時まで変わらないのが特徴で、万一の備えとして特に年齢の若い先生、開業されてまだ日の浅い先生方の加入をおすすめします。勤務医の先生にとっては傷病手当金を補填する意味でも加入しておけばより安心です。保険医協会の共済制度には他に、保険医年金とグループ保険もありスケールメリットが活かせます。

 昨年は社会保障・税一体改革により消費税増税が決まり、年末には衆議院解散・総選挙があり民主から自民・公明に政権が変わりました。TPP(環太平洋連携協定)についても先日の日米首脳会談で安倍首相は交渉参加に踏み出す意向を表明し、国民皆保険制度が危うくなっています。保険医協会・保団連だけではなく医師会や農協もTPPには反対しており、各団体の総力を結集して阻止しなければなりません。消費税増税についても、法案は通りましたが実際増税を行うかどうかは、今夏判断されるため引き続き反対の声を上げていくことが重要です。

 当会では会員や患者さんの声を集めて政府や議員に要望する活動の他、レセプト請求に関する相談、個別指導時の弁護士帯同、経営税務対策なども行っています。特に三年前に開始した個別指導時の弁護士帯同を実際に利用された会員からは「隣に座ってもらうだけで安心して指導を受けられた」「指導官の態度も、以前受けた時よりは終始懇切ていねいで効果を実感できた」など好評です。

 趣味や親睦を深める場として文化活動(写真教室、ボウリング大会、奈良ゆっくり歩こう会、食べあるき会)があります。経営税務対策の「医院スタッフ向け接遇マナー研修会」も毎年開催しています。昨年は初めて医師・歯科医師対象の講座を開催し好評でした。命を守る医師の立場から反核・平和へのとりくみ、福島原発事故や内部被曝に関する講演会なども開催しています。女性会員に参加いただきやすい企画も今年は検討中です。

 先生方のご入会を心よりお待ちしています。

【奈良保険医新聞第368号(2013年3月10日発行)より】

主張

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