東日本大震災・福島原発事故から7年「3.11原発ゼロ・震災復興をめざす奈良のつどい」が3月11日(日)に開催されます
来る3月11日、東日本大震災と福島原発事故から7年となります。
全国各地でさまざまな催しものが開催されますが、奈良県でも7年前とそれ以来の来し方に思いをはせつつ、現在の課題でもある震災復興と原発ゼロを掲げた「つどい」が開催されます。
当会も、趣旨に賛同して理事長が呼びかけ人の一人となって協力しています。
奈良のつどいの開催要項や開催趣旨、プログラムなどを紹介します。
趣旨に賛同する方、どなたでも自由に参加できます。参加無料。
【開催要項】
原発ゼロ、再稼働許さない、震災復興を の声を広げましょう!
3.11原発ゼロ・震災復興をめざす奈良のつどい
日時 2018年3月11日(日)11:00~14:45
会場 奈良公園(県庁前ひろば)
東日本大震災と福島原発事故から7年を迎えます。
原発事故は収束とはほど遠く、いまだに、7万7千人もの人々が避難生活を強いられています。さらに、避難生活解除、賠償打ち切りは、被害者に新たな苦しみを押しつけるものです。原発再稼働のために福島を切り捨てる政治に強い怒りが広がっています。
広島高裁での「伊方原発運転差し止め」の仮処分決定や小泉元首相らが顧問を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」の原発ゼロ法案の提案は私たちの運動と合致するものです。
原発は、福島原発事故の後始末、原発の廃炉費用、「核のごみ」など巨額の負担を国民に押しつけるものです。原発再稼働をやめさせ、原発ゼロの日本に踏み出しましょう。
3.11原発ゼロ・震災復興をめざす奈良のつどいに参集しましょう。
◎ できれば当日、黄色のスカーフ、リボンなどを身につけてご参加ください。
3.11原発ゼロ・震災復興をめざす奈良のつどい実行委員会
奈良市登大路町5-5(奈良県教育会館内)
Tel.0742-26-7135
つどい開催の趣意書にあたる、実行委員会による「よびかけ」は次の通りです。
よびかけ
2011年3月11日の福島第一原発の事故から、まもなく7年が経とうとしています。いまだに、復興庁発表でも昨年末現在で7万7千人もの人が塗炭の苦しみを味わいながら避難生活をしいられています。
原発事故の究明も事故処理も全くできていない中で、政府は賠償打ち切りと2020年オリンピック・パラリンピックまでに「福島原発事故処理は終わった」ことを内外に示そうと、住民の帰還を急がせる強引な帰還政策を進めています。
昨年、相次いで「空間線量が年20mSv以下になった」(法律での一般人被ばく限度は年1mSv)ことを理由に帰還宣言が出されましたが、2017年9月現在の帰還率は、飯舘村8.1%、浪江町1.9%、富岡町1.8%と帰還政策が全く実情にあわないことを示しています。子どもの甲状腺がんをはじめ周産期死亡の増加など放射能と健康被害の心配が尽きないことが明らかです。避難指示区域外からの避難者、いわゆる「自主避難者」の命の綱である住宅補助も打ち切られ、国の外郭団体による強制立ち退き訴訟も起こされる異常事態となっています。憲法前文には『全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する』とうたわれていますが、原発事故被害者の方々は、この権利が根底から覆されているのではないでしょうか。
昨年、判決のあった前橋、福島各地裁での原発事故集団訴訟では、東電とともに国の責任もはっきりと認めました。さらに12月13日には広島高裁で「伊方原発の運転差し止め」の画期的な仮処分決定が高裁で初めて出されました。
全世界の趨勢は脱原発・再生エネルギーへの転換に大きく動いています。原発再稼働・原発輸出に固執している安倍政権こそ異常なのです。
1月10日、小泉元首相らも「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」を超党派で提案しようと呼びかけました。この法案は「全ての原発の即時停止」などを含む画期的なもので、これまで訴えてきた私たちの運動と合致するものです。この流れを現実のものとするためにも、東日本大震災・福島原発事故から7年にあたり、国民的議論を起こし、奈良の地でも被災者に寄り添った支援と原発ゼロの日本を、力を合わせて創ろうではありませんか。
3.11原発ゼロ・震災復興をめざす
奈良のつどい実行委員会
当日のプログラム(予定)は次の通りです。
第1部 チャリティ・コンサート
11:30 開会あいさつ
11:35~13:15 コンサート
奈良紫金草合唱団、新婦人コーラスきんとっと、合唱団明日歌、うたのアラカルト&SMILE、生駒コーラス樫、うたごえサークル九官鳥、ひまなスターズ、奈良蟻の会合唱団、PUB、合同演奏
第2部 メイン集会
13:30 開幕太鼓(和太鼓集団「蟻」)
13:40
主催者あいさつ(松本俊一実行委員長)
被災地からのメッセージ
避難者からの訴え
募金の訴え
リレートーク
坂口 保さん(県会議員、脱原発をめざす奈良県議員連盟)
宮際 幹さん(医師、奈良県保険医協会副理事長)
白川史恵さん(奈良でも行動代表)
深澤 司さん(奈良革新懇事務局長)
黙祷
閉会あいさつ(梅林光夫実行委員会事務局長)
14:50
フィナーレ、全員合唱
パレードの案内
集会の終了後にパレードがあります。
パレードの順路は{奈良公園(県庁前)→近鉄奈良駅前→高天交差点→(左折)→三条通→奈良公園}の予定です。
呼びかけ人(50音順、敬称略)
青山 哲也(奈良県保険医協会理事長)
赤井孝十四(奈良のうたごえ協議会会長代行)
井ノ尾寛利(国民大運動奈良県実行委員会実行委員長)
植林 成光(憲法を生かす奈良県民の会事務局長)
梅林 光夫(原水爆禁止奈良県協議会事務局長)
河戸憲次郎(奈良県平和委員会事務局長)
工藤 良任(奈良宗平協理事長、般若寺住職)
佐藤 真理(日本国民救援会奈良県本部長、弁護士)
白川 史恵(日本民主青年同盟奈良県委員長)
田中千賀子(新日本婦人の会奈良県本部会長)
田辺 実 (治安維持法犠牲者国会賠償要求同盟奈良県本部会長)
北野 重一(奈良県革新懇代表世話人)
堀田美恵子(奈良脱原発ネットワーク代表)
松川 明一(奈良県商工団体連合会会長)
溝江 玲子(原発ゼロをめざす会・大和郡山代表世話人)
溝川 悠介(原発ゼロへ・生駒の会代表)
宮尾 耕二(自由法曹団奈良県支部支部長、弁護士)
森本 吉秀(農民運動奈良県連合会会長)
三村 純子(奈良県母親大会連絡会会長)
山村さちほ(日本共産党奈良県議会議員団長)
山本のぶあき(脱原発をめざす奈良県議会議員連盟代表)
横山 知司(奈良民主医療機関連合会会長)
吉田 恒俊(非核の政府を求める会奈良県代表、弁護士)
吉本 憲司(奈良県教職員組合委員長)
松本 俊一(奈良県労働組合連合会議長)
催しもの
- 2023年10月6日秋の学習企画・映画「原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち」10月29日(日)午前
- 2023年1月16日新安保戦略の危険性を沖縄から考えるWEB講演会~2月5日(日)開催予定
- 2022年8月22日「入れ歯供養」を開催します~10月8日(イレバデー)・奈良市の元興寺にて
- 2022年7月5日WEB講演:平群町のメガソーラー開発事例から考える再生可能エネ~7月31日(日)開催予定
- 2022年7月1日保団連「夏季セミナー」中野晃一氏・記念講演を市民公開ライブ配信:7月2日(土)19:15~
- 2021年9月30日「入れ歯供養」を開催します~11月7日・奈良市の元興寺にて
- 2021年9月22日おしどりマコ・ケンさんweb講演会を10月24日(日)に開催します、市民公開・参加無料
- 2021年9月14日奈良県保険医協会写真教室・2021作品展、9月21日(火)~26日(日)
- 2021年3月5日東日本大震災・福島原発事故から10年「3.14原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい」が3月14日(日)に開催されます
- 2020年10月2日奈良県保険医協会・写真教室作品展を開催中、10月4日(日)まで
- 2019年12月12日市民公開・浜矩子氏講演会12月15日(日)、開催迫る~多数のご参加を
- 2019年11月5日世界文化遺産・元興寺で、入れ歯供養:奈良県保険医協会(10月10日)
- 2019年10月25日開催せまる~市民公開で“映画「日本と再生」とお話”10月27日(日)午後2時より
- 2019年10月2日『入れ歯供養』を10月10日(木)に世界遺産・元興寺で開催します
- 2019年9月25日市民公開で“映画「日本と再生」とお話”を10月27日(日)に開催します
- 2019年6月5日奈良県保険医協会・写真教室作品展を6月4日(火)~9日(日)に開催しています
- 2018年9月28日市民公開講演会「福島の汚染の現状と被ばくを考える」を9月30日(日)に開催します
- 2018年6月1日市民公開講演会「憲法9条の歴史的意義」を6月3日(日)に開催します
- 2018年5月18日市民公開講演会「夫源病―夫婦関係をよくするコツ」を5月27日(日)に開催します
- 2018年4月24日奈良県保険医協会・写真教室作品展を5月8日(火)~13日(日)に開催します
- 2018年3月8日東日本大震災・福島原発事故から7年「3.11原発ゼロ・震災復興をめざす奈良のつどい」が3月11日(日)に開催されます
- 2017年3月21日市民公開講演「辺野古新基地建設問題から日本の地方自治と法治主義を考える」、5月28日(日)に開催します
- 2017年2月21日奈良県の地域医療についての学習会:2月23日(木)に開催します
- 2016年9月20日市民公開講演「再生可能エネルギーの普及を」、10月2日(日)に開催します
- 2016年4月26日市民公開講演「集団的自衛権はなぜ違憲なのか―夏の参院選を前に改めて考える」、5月29日(日)に開催します
- 2016年3月16日奈良県保険医協会・写真教室作品展を4月12日(火)~17日(日)に開催します
- 2015年10月28日市民公開講演「憲法9条を立体的にとらえる―平和主義の再生ために」、11月8日(日)に開催します
- 2015年9月19日市民公開「元内閣官房副長官補が語る― 安保法制と日本の将来」、9月27日(日)に開催します
- 2015年9月11日介護保険の今後と「地域包括ケア」を考える講演会:9月13日(日)に開催します
- 2015年4月21日市民公開講演会「福島原発事故での甲状腺がん異常多発、多様な健康障害を前に何をすべきか」を5月31日(日)に開催します
- 2014年12月1日奈良県保険医協会・写真教室作品展12月9日(火)~14日(日)を開催します
- 2014年9月10日市民公開講演会「放射能汚染を追って―福島原発事故から3年半、現状と課題」を10月19日(日)に開催します
- 2014年7月24日奈良市の戦争展で「医の倫理」を考える特別展示~7月24日(木)から27日(日)
- 2014年4月9日時局講演会「放射能と食物汚染~放射能から子どもを守る」を4月13日(日)に開催します
- 2013年11月5日市民公開講座「脱原発のメッセージ」三上元・湖西市市長講演会(10月27日)を開催しました
- 2013年10月1日講演会「湖西市長から、脱原発のメッセージ」(仮題)を10月27日(日)に開催します
- 2013年9月14日ご参加ください:ドキュメンタリー映画『モンサントの不自然な食べもの』ミニ上映会~9月28日(土)と29日(日)
- 2013年3月18日市民公開・時局講演『フクシマの真実と内部被曝』に多数のご参加、ありがとうございました
- 2013年2月13日市民公開・時局講演『フクシマの真実と内部被曝』を3月17日(日)に開催します
- 2012年10月29日市民公開講演会『原爆の“黒い雨”の謎を追って―低線量被ばくの人体影響』を10月28日(日)に開催しました
- 2012年8月10日市民公開講演会『原爆の“黒い雨”の謎を追って―低線量被ばくの人体影響』を10月28日(日)に開催します
- 2012年4月27日市民公開講演会『イラクで子どもたちに起きたこと―放射線被害から子どもの健康を守る』を5月27日(日)に開催します
- 2012年2月28日3・3近畿総決起集会にご参加ください
- 2012年2月8日『医師が語る原発事故と放射線被ばく―子ども達を守るために』市民公開講演会を2月26日(日)に開催します
- 2012年1月20日『TPP交渉参加問題を考える』市民公開講演会を2月5日(日)に開催します
- 2011年10月26日市民公開の時局講演『被ばく者医療から見た福島原発事故』を12月4日に開催します
- 2011年5月11日市民公開の時局講演会 『福島原発で今何が起こっているのか?』を5月22日に開催します
- 2010年12月21日「高齢者の栄養摂取~より良く食べるはより良く生きる」第17回奈良県保健医療福祉研究集会を開催しました(11月28日)
- 2010年10月27日第17回奈良県保健医療福祉研究集会を11月28日(日)に開催します
- 2010年3月26日春の平和講演会『ぼくの戦争―秋山勝彦さんの被爆体験を聴く会』を4月25日(日)に開催します
- 2009年6月24日講演会のお知らせ 7月26日(日)に 「認知症を含めた医療の地域連携を考える」を開催します。
- 2008年12月25日第16回奈良県保健医療福祉研究集会を開催しました-医療と介護の専門職が意見を交流-
- 2008年11月19日第16回奈良県保健医療福祉研究集会を開催しました。ご協力ありがとうございました
- 2008年9月10日第16回奈良県保健医療福祉研究集会を11月16日(日)に開催します
- 2008年8月25日「後期高齢者医療制度の廃止をもとめる奈良県集会」を8月24日、無事開催しました
- 2008年8月10日後期高齢者医療制度は廃止を! 8月24日(日)の集会へご参加お待ちしています
- 2008年7月28日後期高齢者医療制度の廃止を求める奈良県集会、8月24日(日)開催予定―たくさんご参加を
- 2005年10月11日“食べる”を見直す~第14回奈良県保健医療福祉研究集会
- 2005年5月20日2005年10月8日(土)にアグネス・チャンさんが大阪で講演します
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