奈良県保険医協会

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市民公開講演会「福島原発事故での甲状腺がん異常多発、多様な健康障害を前に何をすべきか」を5月31日(日)に開催します

 奈良県保険医協会は次の講演会を5月31日(日)に開催します。
 開催要項は下記の通りです。
 市民公開で、参加無料です。どうぞ多数ご参加ください。


市民公開講演
福島原発事故での甲状腺がん異常多発、
多様な健康障害を前に何をすべきか

のご案内

 東京電力福島第一原発の事故発生から4年あまりが経過、放射線被曝の影響をめぐる議論がつづいています。甲状腺がんを中心に健康障害と原発事故の問題を考えます。

【日時】
 2015年5月31日(日)14:00~16:00

【会場】 奈良県中小企業会館 4階・大会議室
(奈良市登大路町38-1 〈交通〉近鉄奈良駅1番出口より徒歩約2分)

【講師】 高松勇 氏
(たかまつこどもクリニック院長、医療問題研究会

〈講師からのメッセージ〉
 2011年の福島原発事故から約4年が過ぎました。甲状腺がんが、多数発見され、本年2月12日の福島県の報告では、合計117人の甲状腺がん患者が認められています。そのうち、87人の甲状腺がんが、すでに手術をされています。手術が実施された率は全国平均の20倍から30倍にも及びます。
 また、甲状腺がんの発見率は、チェルノブイリ周辺地域での多発時期の発見率とほぼ同様の発見率です。さらに被曝による健康障害は甲状腺がんだけではありません。実際に多様な健康障害が生じています。そして、このことが今後の大きな課題となってきます。

【講師紹介】 たかまつこどもクリニック院長。医療問題研究会に参加し、日常診療のかたわら、子ども健康相談会や原発問題に取り組む。福島原発事故後、「低線量・内部被曝の危険性」を共同執筆。学会での啓蒙活動や避難者に対する健康相談会などに参加、活動中。

【参加費】 無料
【申し込み】 準備のため、事前にお申し込みください。
 お申し込みの際には、お名前・所属・職種・連絡先電話番号をお知らせください。
 ファクス、eメール、電話などで承ります。
 (5月29日(金)17時まで)


【問い合わせ】
 奈良県保険医協会 事務局へ
 →Tel.0742-33-2553
 →Fax.0742-34-9644
 →nara-hok@doc-net.or.jp

=主催=
奈良県保険医協会


催しもの

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