奈良県保険医協会

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外来管理加算への時間要件導入撤回を求める緊急ファクス署名にご協力を

 奈良県保険医協会では、今回の診療報酬改定で、医科診療報酬の「外来管理加算」に、5分間という時間要件が導入されようとしていることに対して、同加算の意味にも、診療の実態にもそぐわず、診療現場に大きな混乱と悪影響をもたらすことが懸念されることから、これを撤回させるべく、厚生労働省に強く求めるファクス署名を会員に呼びかけます。
 改定内容を定める診療報酬点数表が告示される3月はじめまでの、短い期間での対応がカギです。
 ぜひご協力をお願いいたします。


2008年2月28日
医科会員の皆様へ
奈良県保険医協会 
理事長 谷掛駿介

外来管理加算への時間要件導入撤回を求める
緊急FAX署名ご協力のお願い

 会員の皆様には、平素より当会の諸活動にご理解ご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。
 さて、4月診療報酬改定で、厚生労働省は「5分を目安とした」外来管理加算への時間要件の導入を予定しています。
 厚生労働省は、平均診療時間が5分を超える内科診療所が9割であるとしていますが、これは診療時間(診察以外の診療行為も含む)の平均であり、診察時間ではありません。
 保団連が緊急アンケートを実施したところ、外来管理加算を算定している患者さんの診察時間が5分を超えるのは、内科では66医療機関中13医療機関(19.7%)、内科以外の診療科では119医療機関中27医療機関(22.7%)に過ぎませんでした。
 このままでは、厚生労働省が示した見込みをはるかに超える影響が、開業医や中小病院に及ぶことは必至です。
 「外来管理加算への時間要件」の詳細な定めは、3月上旬に厚労大臣から告示されます。

 こうしたことから、別紙のFAX署名へのご協力を訴えます。ぜひ、送付したFAX署名にご協力くださいますよう、お願いいたします。

 FAX署名の送付先は、下記の通りです。
 厚生労働省大臣官房総務課
 FAX 03-3595-2392 又は 03-3595-2573

※ 番号はおかけ間違えのないようにご注意ください。
※ 奈良県保険医協会へ送付されました場合には、当会より厚労省へ届けます。


◎FAX署名の用紙例はこちら(PDFファイル、70.2KB)にあります。印刷してご利用ください。


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