奈良県保険医協会

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TPP協定を今国会で批准しないよう求めて、衆院特別委員と地元国会議員へ緊急のファクス要請―奈良県保険医協会

 奈良県保険医協会は10月25日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認をめぐる国会審議の状況に関して、奈良県関係の国会議員6氏(馬淵澄夫・高市早苗・奥野信亮・田野瀬太道各衆院議員、堀井巌・佐藤啓各参院議員)と、協定承認案を審議中の衆議院環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会に属する委員45氏に対して、緊急のファクス要請書を送りました。

2016年10月25日
国会議員各位
奈良県保険医協会
理事長 青山哲也
[緊急要請]
日本だけが急ぐことはありません
TPP協定を今国会で批准しないでください

 TPP協定をめぐってはアメリカをはじめ、参加各国の承認手続きが不透明さを増しているにもかかわらず、国会では10月末までに同協定承認案や関連法案について衆議院を通過させるため、採決を強行しようとしていると報じられています。

 しかし、政府が提出した交渉過程についての文書は黒塗りで、協定文書の和訳にも「誤訳」が多数存在するなど、国民の懸念や疑問に答えるだけの情報開示も審議時間・ 發い泙棲諒櫃気譴討い泙擦鵝・海譴蓮・鮠弔覇世疹霾鵑粒・┐塙駝嬰・糞掴世鮴・椶傍瓩瓩森餡餬莎弔砲眸燭靴泙后8鮠跳于瓩魎泙瓩鴇霾鵑鬚靴辰・螻・┐掘・按貎概弔鬚垢戮④任后・概弔鮨圓・靴討い覆い砲發・・錣蕕此⊃瑤領呂悩侶茲魘・圓垢襪海箸蓮・任犬撞・気譴泙擦鵝・/p>

 また、私たちは、政府が明らかにしている内容だけから見ても、TPP協定は日本の公的医療保険制度を切り崩し、国民の生活と健康を損なうものであると懸念しています。地域医療に従事する医師・歯科医師の団体として、今国会でのTPP協定の国会承認を行わないよう、強く求めます。

以上

(参考)
 これまでのTPPに関する当会の見解など。
医療の市場化拡大で国民皆保険制度の崩壊へと向かうTPPへの参加には強く反対する(2011年2月17日)
TPP交渉参加を決定しないよう求める要請(2011年11月7日)
「平成の売国」であるTPP参加を阻止し、国民皆保険制度を守ろう(2012年2月10日)
TPP参加断念へ尽力求める緊急要請(2013年2月20日)
TPP交渉参加の意向に対し、抗議とともに断念もとめます(2013年3月1日)
安倍首相のTPP交渉参加表明に抗議し、撤回を求める(2013年3月21日)
TPPで潰される日本の国民皆保険制度(2016年4月15日)

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