奈良県保険医協会

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1万4千人が全国・各界からつどう ~許すな医療改悪・大増税! 2・9国民集会

 2月9日、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)で「許すな医療改悪・大増税! 2・9国民集会」が1万4千人の参加者を集めて盛大に開催されました。奈良県からも患者団体の方をはじめ多くの参加があり、奈良県保険医協会からも4名が参加いたしました。小泉内閣が進めている構造改革のうちでも国民の生活と命を直接脅かす医療改悪に対し、各界からの怒りと反対の声が上げられました。
 特に患者代表の方が、今でも少ない年金の中から医療費を支出しているのが、今後医療改悪で負担金が増えると満足に医者にもかかれない、という意見を述べられたのが特に印象に残りました。唯一の楽しみである一日一杯の晩酌の焼酎を奪わないで欲しい、と言う訴えに満場から共感の拍手が寄せられていました。また看護師の方からは劣悪な職場状況が医療改悪政策でますます悪くなっていき、満足出来る医療を患者に提供できないつらさを訴えておられました。
 今進められている「小泉流医療構造改革」の欺瞞を明らかにし、多くの国民に明らかにしていく、今が最大の好機であると多くの方が強調されていました。
 この大会の成功に安心しないで、この大会を今後の運動の大きなバネにしていければと思います。奈良県でも3月16日に県民のつどいが予定されていますが一人でも多くの県民の方に医療制度が今置かれている危機的状況を訴えていければと改めて思いました。

中央行動で奈良県関係国会議員への要請も…
 国民集会への参加に先立って2月9日午前、当会役員2名は保団連が呼びかけた中央行動に合流して、国会議員への要請行動を展開しました。今回の中央行動では、奈良県関係の国会議員9氏すべての議員会館事務所を訪ねて、医療改悪反対の保団連要請書を持参して趣旨を訴えました。
 中央行動は「協会のとりくみ」にも記事を掲載しています。

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