奈良県保険医協会

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第54回定期総会でお会いしましょう

 奈良県保険医協会は第54回定期総会を12月15日(日)にホテル日航奈良で開催する。
 記念講演として、浜矩子・同志社大学大学院教授をお招きし、経済学をメインにしたアベノミクスに頼らない日本の進路のこれからについて示唆に富んだお話をお聴きできるものと期待している。

2019年、こんなことがあった
 今年も九州北部豪雨や台風15号、19号など、自然災害に見舞われた一年であった。特に台風19号では広範囲にわたる河川の氾らん等で被害を受けた医療機関も数多く、全国から支援を行っている状況である。
 今年も会員の生活と権利とを守り、国民医療の向上を求めて活動してきた。その中でも当会として、会員署名やクイズハガキ、市民団体と共同した集会や宣伝行動、地元選出議員に声を届けるための国会要請などを行った。
 4月に県知事選挙、統一地方選挙があり、知事は現職が四選した。直前には地域別診療報酬事実上の凍結との報道も流れたが、政策として完全に凍結された訳ではなく、今後も医療費抑制策の切り札として残していることを医療関係者は肝に銘じておかなければならない。

協会の活動
 今年も会員の保険診療をサポートする活動として、日常診療の疑問なども、定例で開催している日常診療懇話会や歯科社保研究会、保険点数の質問疑問にも事務局や社保担当役員などで対応した。
 そして医院経営をサポートする活動として、医院スタッフの接遇研修会、医院経営・人事マネジメントの講演会、相続セミナーなどを行った。共済加入者のつどいを開催し、ライフプランについてのセミナーを開催しました。テーブルマナー講習付きランチ会も好評で、夫婦で参加された会員も多数居られた。

未来を見据えた活動を
 組織活動では役員・事務局での未入会者訪問を継続的に行い、新たな入会者を迎えている。気軽に参加いただける年2回の会員懇談会は協会に対する意見・要望など率直に交流できる貴重な機会となっている。毎年恒例の環境平和フィールドワークとして、今年は舞鶴の引揚記念館等を見学する予定だ。
 女性会員のつどいにも継続的にとりくみ、雇用人事対策のセミナーやフラワーアレンジメント教室などを行った。新たな参加者も増え女性会員の支持をいただいている。
 定期総会では今年度の活動を振り返り、来年度の活動について会員各位の忌憚ないご意見をお聞きしたいと考えている。会員の要望に添い、多くの会員が参加し、益々活気ある奈良県保険医協会にして行く所存である。会員、ご家族もお誘いの上、協会の定期総会にぜひご参加いただきたい。

【奈良保険医新聞第446号(2019年11月15日発行)より】

主張

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