奈良県保険医協会

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『TPP交渉参加問題を考える』市民公開講演会を2月5日(日)に開催します

 奈良県保険医協会は、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加問題を考える学習講演会を開催します。
 野田首相は昨年11月11日、TPP交渉への参加方針を表明しました。与党内にも反対の意見、慎重な判断を求める声が多くあり、また、国民への説明が不十分との批判もあるなかで、それでも、推進の立場で決断をしました。多国間の自由貿易協定であるTPPに日本が参加することで、日本国内の経済、私たちの暮らしはどうなるのでしょうか。農業が打撃を受けて食糧自給率が低下、食の安全が脅かされるなどの懸念だけでなく、医療の分野でも大きな悪影響が心配されています。
 この経済協定と日本の医療にどんな関係があるのか。少なくない国民の批判や疑問の声もよそに、それを乗りこえてまで推進しようとする人たちの狙いはいったい何なのか――。日米経済関係の専門家の目から、わかりやすく説き明かしていただきます。
 市民公開の講演会です。多数ご参加ください。

市民公開・学習講演会『TPP交渉参加問題を考える』

【日時】 2012年2月5日(日)
     午後2:00~4:00(予定)
【会場】 奈良商工会議所5階 大ホール
     (会場へのアクセス
     奈良市登大路町36-2 近鉄奈良駅1番出口より徒歩約1分。
【内容】 
     講演『TPP交渉参加は、なぜ問題なのか ―米国の狙いと日本の医療のゆくえ―』
     講師:萩原伸次郎氏(横浜国立大学教授)

講師のおもなご著書:
 「アメリカ経済政策史―戦後『ケインズ連合』の興亡」(有斐閣、1996年)、「通商産業政策」(日本経済評論社、2003年)、「米国はいかにして世界経済を支配したか」(青灯社、2008年)、「TPP 第3の構造改革」(かもがわ出版、2011年)「日本の構造『改革』とTPP ワシントン発の経済『改革』(増補改訂版)」(新日本出版社、2011年)、ほか。


【参加費無料】

 こちら(会員イベント)のページもご覧ください。

主催:奈良県保険医協会

(1月30日、一部修正)

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