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2017年10月10日(火)

第48回衆議院議員総選挙にむけた“医療、社会保障等についての政見アンケート”をおこないました

 このほど衆議院が解散されたことを受けて、奈良県保険医協会では急きょ、総選挙立候補予定者へ医療や社会保障等に対する政見を問うアンケートを行いました。趣旨と結果についてお知らせします。
※註: 一部の項目は10月13日を期限に回答をお願いしていますので、現在も回答を受付中です。
※[10月13日12:30追記]新たに受領した回答にもとづき結果を修正(追加)しました。
※[10月13日20:00追記]期限の13日17時までに新たに寄せられた回答等はありませんでした。なお、期限後も回答等が届けられれば可能な限り反映するよう努めます。

1.趣旨

 給付抑制と負担増が推し進められた医療や社会保障において、度重なる制度変更のもと、医療・介護などの現場は大きく変わりました。「医療崩壊」といわれる事態も解決したとは言えません。そして、高齢化が進行する日本にあって、財政問題ともかかわって医療をはじめ社会保障の行く末や制度の問題はつねにきわめて重要な国政の課題となっています。当会会内でも、現在の医療や福祉、社会保障のあり方について議論を重ね、政府や関係方面へ要望などを行っているところです。
 そこで、保険医の立場から、社会保障としての医療、税制を中心に、またそれをとりまく国のあり方と関連して原発・憲法など、今後の日本の行く末を考えるうえで重要な課題について、これからの国政を左右する各位の考えを、選挙を前にしたこの機会に聞き、当会と当会会員・関係者の参考とします。
 選挙でこれらの課題が積極的に論じられることを願い、アンケートがその一助となることも念じて実施しました。

2.実施要項

 このアンケートは、当面する衆議院議員選挙の奈良県小選挙区に立候補予定を表明している方々を対象として実施しました。アンケートは10月4日に郵便(速達)で発送し、協力を依頼しました。

  1. 対象者: 当面する総選挙の奈良県小選挙区に立候補予定を表明されている方々。10月4日時点で当会が連絡先等を知り得た方を対象としました(それ以降、公示日までに新たな立候補予定者があれば可能な限り協力を呼びかけるものとしましたが、追加での依頼先はありませんでした)。
  2. 質問項目: 下記に掲載のとおりです。選択回答の質問はすべて{賛成・反対・その他}からの選択としました。
  3. 回答方法: 質問用紙の回答欄に直接記入し、返信用封筒による郵送、またはファクシミリ、eメールなどで返送を求めました。この他に、各問に関する補足を含めて、医療、社会保障等についての政見を自由に記述する回答も呼びかけました。
  4. 回答期限: 10月10日(火)17時、自由記述分は10月13日(金)17時としました。
  5. 結果の取り扱い: 当会ホームページに掲載して公表するものとしました。期限後に届いた回答や、回答の修正や追加についても、できる限り反映するものとしました。

質問項目
▽ 以下の各設問は、選択肢を選んでいただきます。あてはまるもの一つだけに○をしてください。賛否をお尋ねしていますが、「やむを得ない」など消極的な賛成や反対であっても、賛否が明確な場合は「賛成」「反対」のいずれかを選択ください。各項目の回答への補足(理由等)がありましたら最後の記述回答のなかでお願いします。

【質問1】入院時の食事代負担の引き上げ、70〜74歳の高額療養費の限度額引き上げなどが実施されました。今後、75歳以上の窓口負担1割を2割に引き上げ、市販品類似薬の保険給付外し(全額自己負担)、受診時定額負担の導入などが検討されています。これら患者の窓口負担の拡大についてどうお考えですか。
【質問2】以下に掲げる患者の窓口負担の軽減についてどうお考えですか。それぞれについてお考えをお聞かせください。
【2−1】地方自治体の制度ではなく国の制度として中学卒業までの実施をめざし、当面は就学前の子どもの窓口負担を無料化する
【2−2】高齢者の窓口負担を引き下げる
【質問3】社会保障としての国民皆保険制度を守り、医療の営利産業化を阻止することについてどうお考えですか。(外国製薬企業から高薬価の医薬品導入を迫られる、医療保険の財政難等を理由に保険のきかない医療(医薬品・検査・治療など)を増やす、保険料のさらなる引き上げ、一部負担や高額療養費の適用限度の更なる引き上げ、混合診療を広く認める、株式会社による病院経営を広く解禁する―などが懸念されています)
【質問4】来年2018年には診療報酬改定が予定されています。診療報酬は医療従事者の報酬に充てられるのみならず、そもそも患者さんが受ける保険診療の内容や水準を規定するものです。その診療報酬における不合理を改善するとともに、大幅に引き上げることについてどうお考えですか。
【質問5】危機的な状況にある歯科技工士の待遇改善のため、歯科診療報酬の補綴(入れ歯や歯のかぶせ等)技術料を引き上げることについてどうお考えですか。
【質問6】保険医療機関に対する行政指導=「個別指導」の対象の選定基準に、レセプトの平均点数(1ヵ月の患者1人あたり診療報酬点数)の高い医療機関(高点数医療機関)があります。このような高点数を選定基準とした行政指導を改めることについてどうお考えですか。
【質問7】たびたび延期された消費税の税率引き上げ(8%→10%)は、2019年10月に予定されています。その実施についてどうお考えですか。
【質問8】保険医療への消費税に「ゼロ税率」を適用することについてどうお考えですか。
【質問9】原発の再稼働・新増設ならびに輸出をやめて、「原発ゼロ」の実現へすすむことについてどうお考えですか。
【質問10】従来はできなかった、PKO派遣の自衛隊が戦闘に直面しうる「駆けつけ警護」任務の付与や米国艦船(空母)の自衛艦による防護任務が実施され、その根拠となる、集団的自衛権の行使を含む安全保障関連法(安保法制)についてどうお考えですか。
【質問11】国連で今夏7月、「核兵器禁止条約」文案が採択され、9月の国連総会では50ヵ国をこえる国々が同条約に署名し発効が確実となりましたが、我が国政府は参加を表明していません。日本の核兵器禁止条約への参加についてどうお考えですか。
【質問12】異例の国会手続きをへて先の通常国会で制定された改正組織的犯罪処罰法、いわゆる「テロ等準備罪」法(共謀罪法)が7月に施行されました。同法についてどうお考えですか。
【質問13】住民税関係書類の誤送付による漏洩事案が相次いで報じられるなど、個人情報の漏洩や悪用が心配されるマイナンバー制度は中止し、レセプト・健診等の医療情報や保険証への利用範囲拡大を止めることついてどうお考えですか。
【質問14】憲法9条の改定についてどうお考えですか。

▽【自由記述意見】上記の各設問のご回答に関する補足を含めて、医療・社会保障等についての貴台のご政見を自由に記述してお聞かせください(最大4000字程度まで)。自由記述意見の回答様式は問いません。

3.結果

 下記のとおりでした。(リンクを参照ください。いずれもPDFファイルの形式で掲載しています)
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▽選択回答
第1区第2区第3区
※[10月13日12:30追記]第2区の選択回答の結果を修正(追加)しました。

▽自由記述意見
 以下のお名前のリンクを参照ください。いずれもPDFファイルの形式で掲載しています。リンク設定のない方からは記述回答は受け取っていません。
【第1区】井上良子氏|小林茂樹氏|馬淵澄夫氏|吉野忠男氏
【第2区】しもとり純一氏|高市早苗氏|松本昌之
【第3区】田野瀬太道氏|所すすむ氏|前川清成
※註: 自由記述意見は10月13日(金)17時を期限にお願いしています。期限を待たずに回答の届いた方を掲載しています(10月10日、20:30時点)
※[10月13日12:30追記] 新たに受領した回答を追加しました。
※[10月13日20:00追記] 期限の13日17時までに新たに寄せられた回答等はありませんでした。

※結果はいずれも選挙区別の氏名50音順で掲載しました。
※今回のアンケートは、政党を対象としたものではありません。
※当会は、この総選挙において、いずれの立候補(予定)者および政党・政派も、団体としては推薦も支援もしません。これは従来からの立場です。本アンケートの依頼状にも明記しました。

 選挙間近の多忙なところ、ご協力いただいた関係者に厚く御礼を申し上げます。


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